Aeolian Sound
のんびりマイペースな日常を書き綴っていきます
読み終えて
昨夜、借りてきたDVDを見ました。

読み終わった本も合わせて、ここで感想など。

この先は内容について触れていますので(そんなに詳しくは書きませんが)、「まだ読んでない」「映画見てない」という方は、ここで引き返してくださいね。
「どんな感じか知りたい・・・」という人は、ちらっと覗いてみるのもいいかもしれません。

埃っぽい部屋のにおい。
「私」がつくる料理のにおい。
博士の書く文字。
嬉しそうな顔。

そんなひとつひとつが文章から浮かび上がってくるようなお話でした。

博士が話す数学のお話は、聞く者(文章を読む者)を引き込む不思議な力があるようでした。
数字とは、なんて神秘的なんだろう。
なんて不思議な世界だろうと思わずにはいられません。

台詞からは優しさ・温かさが溢れんばかり。

何気ない日常が描かれているというのに、決して飽きさせることなく、物語は進んでいくのです。


映画は、この原作を見事に映像化していました。
本では「私」視点であったのに対し、映画では「ルート」視点で物語が進んでいきます。
そう、数学の先生になった彼が、語り部なのです。
彼の視点で話を進めることによって、見ている側がより理解しやすくなったのではないでしょうか。

余計な音楽を使うことなく、情景描写をとても大事にしている様子がよくわかりました。

一番印象に残ったのは、試合の翌日の場面。
起き上がった「博士」が、つぶやくところです。

「僕の記憶は、80分しかもたない」

毎朝、その事実を突きつけられて。
何度、ショックを受けたことでしょう。
押し殺した泣き声が、胸に刺さるようでした。


見終わった後に残る清々しさ。
悲しいわけではないのに、涙が出てきました。
とても温かい気持ちになったのです。



この地球上で誰かと出会うこと。
それがどんなにすごいことなのか、どれほどかけがえのないものなのか。

それを教えてくれた作品でした。

素晴らしい作品に出会うこともまた、ひとつの奇跡なのかもしれません。
この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



プロフィール

恒松あゆみ

Author:恒松あゆみ
生年月日 1981年9月26日

血液型  O型

出身地  兵庫県

趣味   絵を描くこと・歌・ダンスetc

81プロデュース所属


○主な出演作品は、カテゴリー「出演作品 一覧」をご覧ください。


○ブログにそぐわないコメント・書き込み等は、削除させていただきます。

また、掲載している画像・文章の無断転用は禁止です。

ご理解・ご協力をお願い致します。



ブログ検索



FC2カウンター



最新の記事



最近のコメント



月別アーカイブ



カテゴリー



リンク



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: